2024年1月18日木曜日

生きものだより 2024年1月号【2024年1月19日掲載】


2023年12月に観察できた生き物の一部を紹介します。


カモの仲間は、カルガモ以外は冬を中心に秋から春にかけて観察できます。

ビオトープではカモのオスがきれいな羽(生殖羽)に換羽がみられます。

冬の今の時期は、オスがメスにアピールするために一番きれいな羽の色をしており、私たちの目を楽しませてくれます。


コガモ♂(今田遊水地)

マガモ♂(今田遊水地)

ヨシガモ♂(今田遊水地)



続いてビオトープなどの茂みで見かけることが多い小鳥を紹介します。

茂みでは鳴き声だけが聞こえて、見つけづらい鳥も多いです。

冬のビオトープには、かわいらしい小鳥がいろいろ見られます。


オオジュリン(今田遊水地)

「オオジュリン」は、ヨシ原の地上や茎で採食します。


セッカ(今田遊水地)

「セッカ」は上昇しながら澄んだ声で「ヒッヒッ」と繰り返し、下降するときに「チャッチャッ」と鳴きます。


ジョウビタキ♂(今田遊水地)

「ジョウビタキ」のオスの特徴は、灰色の頭と黒い顔、鮮やかなオレンジ色のお腹です。



ゴイサギ(今田遊水地)

最後は「ゴイサギ」です。じーっと水面を見つめていました。

数日でいなくなってしまいました。



秋から冬の時期は、観察できる野鳥が増えてバードウォッチングに適した時期になります。
公園では双眼鏡の貸出をしています。身近な野鳥を観察してみてはいかがですか?



1月はどんな生きものが観察できるでしょうか。





※双眼鏡の貸出時には身分証明書等を確認いたします。
※ビオトープ内の立ち入りは禁止されています。
※公園内の動植物の採取は禁止されています。
※生きものにエサを与えたり、物を投げたりしないでください。