2023年2月1日水曜日

生きものだより 2023年2月号【2023年2月02日掲載】

  2023年1月に観察できた生きものを一部紹介します。


オオタカ(境川)
「オオタカ」です。
境川でオオバンを捕まえているところを観察者の方に教えて頂き
観察が出来ました。

ヨシガモ(今田遊水地)
「ヨシガモ」のオスです。
人がいない時間帯では草地で採食しているのをよく見かけます。
写真は今田遊水地ですが、1月下旬から下飯田遊水地の方が見る機会が増えた気がします。

アオジ(今田遊水地)

「アオジ」のメスです。
「チッ  チッ  チッ」と、区切りながら鳴きます。


同じホオジロ科に属する「ホオジロ」は「チッチッチッ」などと区切らず鳴きます。
「茂みから聞こえるのはアオジかホオジロかゲーム」是非やってみてください。


オニグルミ(下飯田遊水地)

「オニグルミ」です。
中央に映ってるのは「葉痕」といって葉っぱが付いていた箇所のことです。
お猿さんのような羊さんのような顔にみえますね。

オオジュリン(今田遊水地)

「オオジュリン」です。
中央越流堤からかなり観察しやすい場所にきてくれますね。

オオジュリン(今田遊水地)

よく見ると右足に足環が付いている個体も。
渡り状況の把握や年齢を知るために装着されております。
足環に文字が刻印されているのですが、識別できませんでした...悔しい。

※野鳥を捕まえるには資格、許可が必要です。

ジョウビタキ(今田遊水地)


「ジョウビタキ」のオスが2羽いました。
仲がいいなと思いきや縄張り争い中でした。
互いに一定の距離を保ったり、取っ組み合いながら法面を落ちたり・・・
激しい攻防を私、傍観しておりました。



シメ(和泉川沿い)

イカル(和泉川沿い)

和泉川付近の林では「シメ」「イカル」が観察できました。(構図が似ていますね)
どちらも5~6羽ほどの群れでエサを探していました。
種子などの硬いものを食べるのに適した太く短いクチバシが特徴的です。

厳しい寒さを生きる生き物たちはたくましく思えますが
2月はどんな生きものが観察できるでしょうか。


※ビオトープ内の立ち入りは禁止されています。
※公園内動植物の採取は禁止されています。
※生きものにエサを与えたり、物を投げたりしないでください。