野鳥観察ボランティア「遊水地探鳥クラブ」の活動で観察できた野鳥を紹介します
🐦2025年9月20日(土)・24日(水)の活動で観察できた野鳥🐦
※ボランティア活動が中止となったため、20日は職員が調査を行いました。
・9月20日(土)
【今田遊水地】
カルガモ、アオサギ、コガモ、ドバト、タシギ、コサギ、スズメ、イソヒヨドリ、オナガ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、イカルチドリ、チュウサギ(14種)
・9月24日(水)
【下飯田遊水地】
カワセミ、カワウ、スズメ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ツバメ、ウグイス、シジュウカラ、キジバト、カルガモ、ハシブトガラス、モズ、イソヒヨドリ、ドバト(15種)
【俣野遊水地】
ツバメ、モズ、ダイサギ、ヒヨドリ、ウグイス、カラス(種類不明)(6種)
9月も下旬に入り、やっと朝晩は涼しい日が増えてきました。
そのためか、遊水地内で少しずつですが秋の鳥も見られるようになってきました。
モズ(写真は以前職員が撮影したものです)
9月の観察では、下飯田・俣野遊水地内で観察できました。
モズは1年を通して見られる鳥ですが、秋になると高い木の上などに止まり、「キィー、キィー」と甲高い声で縄張りを主張します。これが、「モズの高鳴き」と呼ばれ、秋の風物詩とされています。
雄は鳴きまね上手で、他の鳥の鳴き声を真似る事もある事から、「百舌鳥」「百舌」と表記されます。
コガモ(写真は以前職員が撮影したものです)
コガモは日本では冬鳥で、9月中旬に今田遊水地で今季初確認されました。名前の通り、カルガモなどの他のカモよりも小型で、この時期のコガモは雌雄同じような柄をしています。
コガモ冬羽(写真は以前職員が撮影したものです)
冬には雄は派手な羽に生え換わり、雌雄見分けがつきやすくなります。雄は秋とは全く違う姿をしていますね。
更に涼しくなると多くのカモたちが遊水地に渡ってくる季節になります。
来月はどんな鳥と出会えるでしょうか?