2022年6月12日日曜日

クロハラアジサシ、熱いまなざし、ビオトープ管理士


こんにちは、ビオトープ管理士です。

6月2日(木)の夕方、今田遊水地の閉門作業中に
いつも違う飛び方をしている鳥を目にいました。

2022/6/2 夕方撮影

普段、夕方のビオトープ上空は
「ツバメ」「イワツバメ」「ヒメアマツバメ」の空中舞踏会となり
日が完全に落ちるころ「アブラコウモリ」の夜会に切り替わります。

撮影した鳥は日が落ちると共に下飯田遊水地方面へと消えました。
水上をひらひらと飛行、空中停止、浅めのダイビングなどの行動が見られ
この遊水地の鳥類相では、なかなか見ない行動に釘付けになりました。

この鳥は「クロハラアジサシ」といいます。
6月2日~6月8日の間、1羽が今田遊水地と下飯田遊水地を利用しているのを
確認しました。

クロハラアジサシ(Chlidonias hybrida) 2022/6/3撮影

「クロハラアジサシ」春は繁殖のため北へ秋は寒い冬に備え暖かい南へと渡ります。
日本はその渡りの中継地として利用されるため、国内でも観察できる機会があります。
こういう渡り方をする鳥を「旅鳥」と呼んだりします。

今回観察できた個体は繁殖地に向かう途中といったところでしょうか。

トンボや小魚を食べる行動も観察できました。
ご飯を食べてしばしの休息、境川遊水地はサービスエリア的な役割のようです。

夏羽(2022年6月)

冬羽(2021年10月)

「クロハラアジサシ」は去年の10月ごろにも確認されています。
換羽により容姿が異なっていますね。
この時は越冬地に向かう途中で境川遊水地に立ち寄った感じかと思います。

今年の秋ごろにもまた会えるでしょうか…

※ビオトープ内の立ち入りは禁止されています。
※動植物の採取は禁止されています。
※野鳥にエサを与えたり、物を投げたりしないでください。