2025年8月29日金曜日

遊水地探鳥クラブ活動だより(2025/8/29)

 野鳥観察ボランティア「遊水地探鳥クラブ」の活動で観察できた野鳥を紹介します

🐦2025年8月29日(金)の活動で観察できた野鳥🐦

※ボランティア活動が中止となったため、今回は職員が調査を行いました。

【下飯田遊水地】

カワセミ、キジバト、ダイサギ、オナガ、ホオジロ、シジュウカラ、カルガモ、カワウ、

ゴイサギ、ヒヨドリ(10種)


【俣野遊水地】

ハクセキレイ、ホオジロ、カワウ、スズメ、アオサギ(5種)


カワウのコロニー
下飯田遊水地のビオトープ内にカワウがコロニーを形成していました。
暑かったためか、口を開けてハアハアしているカワウが多かったです。

カワウ抱卵
コロニーの中に抱卵中のペアを見付けました。
ゴイサギ(成鳥)
コロニーの中をよくみると、ゴイサギが!


ゴイサギ(幼鳥)
 更に良く見ると、成鳥の近くにゴイサギの幼鳥が!
           ゴイサギ(幼鳥)※以前職員が撮影したものです。
            幼鳥は体全体に白い斑点があることから「ホシゴイ」とも呼ばれます。
          この日は成鳥1羽に幼鳥3羽を確認できました。
          もしかすると、遊水地内か近隣で営巣していたのかもしれません。
          無事に大きくなって欲しいですね。



2025年8月8日金曜日

遊水地探鳥クラブ活動だより(2025/8/3)

 野鳥観察ボランティア「遊水地探鳥クラブ」の活動で観察できた野鳥を紹介します

🐦2025年8月3日(日)の活動で観察できた野鳥🐦

【今田遊水地】

カルガモ、アオサギ、ハクセキレイ、ドバト、ツバメ、コサギ、ヒメアマツバメ、ホオジロ、カワセミ、オオヨシキリ、ダイサギ、ヒヨドリ、スズメ(13種)

上記の他に、鉄道高架上空にはハヤブサも見る事ができました。


           ヒメアマツバメ(以前、公園外で職員が撮影したものです)

       まるで鎌のような翼をしています。腰が白いのも特徴です。

            アオサギ 若鳥(以前、職員が撮影したものです)

今回の観察では、若鳥が多くいました。先月まではアオサギを含め、サギ類があまりビオトープ内で観察出来なかったので心配していましたが、公園に来てくれて良かったです。もしかすると、近くで営巣して巣立った子たちなのかもしれません。

              ツバメのねぐら入り ※下飯田遊水地

昨年は今田遊水地内でツバメのねぐら入りを観察できたのですが、今年は下飯田遊水地でツバメのねぐら入りが観察されています!詳しくは自然ブログ「ツバメのねぐら入り情報」をご確認ください。それしにても、なぜ年によってねぐら入りの場所が変わるのか不思議です、、、。

ツバメのねぐら入り情報

ツバメのねぐら入り情報

 私たちにとって身近な鳥でもあるツバメですが、巣立ったばかりの幼鳥や子育てを終えた親鳥はどのような生活をしているのかご存じですか?
 ツバメは春になると東南アジアから日本へやってきます。そして、子育てが終わると幼鳥や親鳥は日中は昆虫を捕食し、日が暮れると河川や溜池近くのヨシ原に集まり、ねぐらを形成し朝まで集団で過ごします。

 このツバメのねぐら入りが例年7月中旬頃から8月中旬頃まで境川遊水地公園のビオトープ内で観察できていました。10年ほど前には1万羽近くのツバメが集まり、ねぐら入りする様子も観察できましたが、原因は分かりませんが、3年前はこのねぐら入りを当公園内で全く見る事ができませんでした。そのため、例年行っていた「ツバメのねぐら入り観察会」も現在休止しております。
 ここ数年、ねぐら入りをしても個体数が少なかったりと中々安定していなかったのですが、今年(8/3現在)はなんと数千羽のツバメが18時半~19時頃にかけて下飯田遊水地でねぐら入りをしている様子が確認できました‼
 彼らが無事に渡りをして、また来年、境川遊水地公園に来てくれる事を願っています。今後、ツバメのねぐら入りが安定したら、「ツバメのねぐら入り観察会」も復活させたいと考えています。

下飯田遊水地上空にツバメがやってきました。
(画像提供:遊水地探鳥クラブ 上玉利氏)

             徐々にツバメの数が増えていきます。
             (画像提供:遊水地探鳥クラブ 上玉利氏)


   最後はヨシに止まりました。寝床を見付けられていないツバメがまだ飛んでいます。




【ツバメのねぐら入りを観察される方へ】

・8月は18時15分~18時半にかけて全ての遊水地が閉門します。

・開園時間外の公園内の立ち入りは出来ません。

・観察をされる際は遊水地外周路(公園外)から観察をお願いします。

・下飯田・俣野遊水地正門手前(鷺舞橋側)の門からサイクリングロードに抜ける遊

水地橋までは、歩行者と自転車のみ24時間通行可能です。

・車を停める場所はありませんので、徒歩でお越し頂きますよう、お願いします。

天候や猛禽類の出現によってもねぐら入りの場所が変わる事があります。

・夜間は遊水地周辺は大変暗くなります。事故や防犯等には十分お気を付けください。
(開園時間外・公園外で事故等が発生した場合、公園側は責任を負いかねます。)








2025年7月23日水曜日

遊水地探鳥クラブ活動だより(2025/7/23)

 野鳥観察ボランティア「遊水地探鳥クラブ」の活動で観察できた野鳥を紹介します

🐦2025年7月23日(水)の活動で観察できた野鳥🐦

【下飯田遊水地】

ウグイス、ホオジロ、カワセミ、ツバメ、ヒヨドリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、オオヨシキリ、ハクセキレイ(10種)


【俣野遊水地】

ハクセキレイ、ホオジロ、カワウ、ツバメ、アオサギ、ウグイス、ハシボソガラス、カワラヒワ(8種)



      【カワウ】
      下飯田のビオトープにたくさんカワウがとまっていました。
       器用に杭の上で昼寝をしているカワウもいました。


【アオサギ】
 同じく下飯田のビオトープにアオサギがいました。若鳥でしょうか。全体的に色が薄く、まだあどけなさがあります。
 また、この写真よく見ると、アオサギがもう1羽とカワウが1羽隠れています。どこにいるか分かりますか?



【ナマズ】
鷺舞橋の下に大きなナマズがいました。湧き水で涼んでいるのでしょうか?











2025年7月17日木曜日

遊水地探鳥クラブ活動だより(2025/7/13)

  野鳥観察ボランティア「遊水地探鳥クラブ」の活動で観察できた野鳥を紹介します

🐦2025年7月13日(日)の活動で観察できた野鳥🐦

【今田遊水地】

ドバト、オオヨシキリ、ツバメ、スズメ、アオサギ、カワラヒワ、カルガモ、カワセミ、ヒクイナ、ホオジロ、ハクセキレイ、ダイサギ、オナガ、ムクドリ(14種)


久しぶりの探鳥クラブ活動日となりました。


オオヨシキリ(以前職員が撮影したものです。)

今回の観察では、写真の様にヨシにとまって鳴いている姿を観察する事は難しかったのですが、飛んでいる姿を確認することが出来ました。(撮影は出来ません・・・)
ビオトープ内のヨシ原の中で、数羽の鳴き声を聞くことが出来ました。
「ギョギョシ ギョギョシ ギョッ ギョッ♪」


カワラヒワ

「ビーン ジリジリ♪」線路の電線に1羽のカワラヒワがとまっていました。



ヒクイナ(以前職員が撮影したものです。)

「キュルル・・」「コッコッコッ・・・」
姿は見えませんが、特徴的なヒクイナの鳴き声が聞こえました。


カワセミ(以前職員が撮影したものです。)

今の時期は幼鳥たちが親から離れ狩りをし始める時期なので、幼鳥をみかける機会が多くなるようです。



スズメ(以前職員が撮影したものです。)



巣立った幼鳥たちを見かけることが多くなりました。楽しみですね。







2025年7月3日木曜日

遊水地探鳥クラブ活動だより(2025/6/30)

  野鳥観察ボランティア「遊水地探鳥クラブ」の活動で観察できた野鳥を紹介します

🐦2025年6月30日(月)の活動で観察できた野鳥🐦

※ボランティア活動が中止となったため、今回は職員が調査を行いました。

【今田遊水地】

スズメ、オオヨシキリ、ドバト、チョウゲンボウ、カルガモ、ヒクイナ、ハクセキレイ、カワウ、ツバメ、イカルチドリ(10種)


この日は気温も高く、また、風も強かったため、あまり鳥に出会う事が出来ませんでした。

チョウゲンボウ(以前職員が撮影したものです)
 写真には撮れませんでしたが、チョウゲンボウがモグラのような生き物を掴んで遊水地上空を飛んでいました。


ウチワヤンマ

                ウチワヤンマ(連結)

鳥と出会わなかった代わりに、この日はウチワヤンマを多く見付けました。



                    ヨシ原
 例年、7月下旬~8月上旬はツバメの塒入り(ツバメは子育てが終わると、渡り前に河川敷や湿地のヨシ原に塒を持ち、集団で夜を超します。)の時期です。最近は公園内ではツバメの塒入りが安定せず全く観察が出来ない年もありましたが、昨年は今田遊水地で7月下旬頃にツバメの大群を観察する事が出来ました。
 今年もツバメが塒入りをしてくれる事を願い、今の時期はあえてヨシを除草せずに残しています。ツバメが来てくれますように、、、。

※ツバメの塒入りの観察をされる場合、開園時間外は公園の外周からの観察をお願いします。その際は、お足元や走行している自転車にお気を付けください。
※ツバメの状況によって塒入りを観察出来ない場合がございます。


2025年6月4日水曜日

遊水地探鳥クラブ活動だより(2025/6/1)

 野鳥観察ボランティア「遊水地探鳥クラブ」の活動で観察できた野鳥を紹介します

🐦2025年6月1日(日)の活動で観察できた野鳥🐦

【下飯田遊水地】

ヒヨドリ、イワツバメ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、カワセミ、キジバト、オナガ、ウグイス、ハシブトガラス、キジ、シジュウカラ、ドバト、カワウ、メジロ、ガビチョウ、マガモ、マルガモ、カルガモ、オオバン、ツバメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(23種)


【俣野遊水地】

カワセミ、オオヨシキリ、セッカ、ツバメ、スズメ、メジロ、キジバト、ホオジロ、モズ、カルガモ、ハシボソガラス、チョウゲンボウ(12種)

             モズ(以前職員が撮影したものです)
 可愛らしい見た目をしていますが、時には小鳥も襲うこともあり、「小さな猛禽」とも呼ばれています。この日はモズの近くでオオヨシキリが鳴いていました。もしかすると、モズを警戒して鳴いていたのかもしれません。



ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)
 鳥ではありませんが、鷺舞橋の下でミシシッピアカミミガメが甲羅干しをしていました。体に藻がまとわりついて真緑になっていました。